地震、火山噴火など、最近よく耳にする自然現象ですね。
実は、これらは地球の中の仕組みと深い関係があるのです。
みなさんは、地球の中がどんなふうになってるか知ってますか?
火山がどうして噴火するのか、地震がなぜ起こるのか、そして地球と宇宙の関係は?
今日は、そんな疑問を解き明かすために、特別な冒険に出発しましょう!
いざ、探検スタート!
まずは、地球の一番外側、地表から探検を始めましょう!
不安かな?
安心して!この旅には心強い仲間たちがいますよ。
まずは、地球科学が大好きな少年、アルト!

僕はアルト!
地球について気になることなら、なんでも聞いて!
続いて、誰よりも勇敢な探検家、ロック!

地球の中身ってどんなところなんだろうな?早く行こうぜ!
最後に、地中のことならなんでもお任せ、モグ!

よろしく!
行きたいところがあれば教えて。ボクが連れて行ってあげる!
さあ、準備はできましたか?それでは、地中の探検に出発しましょう!
地表から地中へ

僕についてきて!地中への道を掘り進んで案内するよ。

ワクワクしてきた~!どんなものが見つかるのか楽しみだな!
地表から掘り進んでいくと、硬い岩でできた層、「地殻」にたどり着きました。

地殻は地球の皮膚みたいな部分なんだよ。この下にある「マントル」が動くと、地震や火山の活動に影響を与えるんだ。
この地殻には、陸地をつくっている「大陸地殻」と、深海にある「海洋地殻」の二つがあって、成分が違うんですよ。

マントルの川を渡れ!
さらに地中を進むと、とても熱くて、なんだかドロドロとしたものが流れている場所につきました。

ここが「マントル」だよ。まるで溶けたチーズみたいだけど、とても熱いんだ。

うわぁ、これがマグマってやつか!火山から噴き出すんだよな?

その通り!マントルが動くことで、マグマが地表に押し出されて火山が噴火するんだ。
地震もこの動きが原因で起こることがあるんだよ。

さて、モグの案内に続いて、炎の川のように熱いマントルを渡っていこう。

気をつけてね!この川はとても熱いから。
でも、僕たちは特別なシールドで守られてるから大丈夫!

あ!あっちに光が見える!次はどんな場所が待ってるんだ?
地球の秘密の核
マントルの川を渡って、ますます地球の中心に近づいてきました。
そこに広がるのは、鉄とニッケルでできた「外核」です。

気をつけてね!この川はとても熱いから。
ここが外核だよ。いろいろな金属が溶けて液体になっている場所なんだ。

うわぁ、これが地球の真ん中か!すごく不思議な感じだ。

この外核が動くことで、地球の「磁場」が生まれているんだ。
この磁場は、僕らの生活にとって大事な役割があるんだよ。
「磁場」というむずかしい言葉が出てきましたね。
この正体、アルトは知っているようですが…
なんにせよ、もっと進んでみましょう。

そして、地球の中心へ
さらに奥へ進むと、ついに地球の中心に到着。
あたりを見渡すと、硬い鉄の塊が広がっています。

ここが内核!地球の中心にある硬い鉄の塊なんだ。

まだ先があったなんてなぁ!すごく不思議な感じだ。

やっと到着したね。僕も実際に見たのは初めてだよ。
この内核は、地球のエネルギーを支えているとても重要な場所なんだ。
みんなが地球の中心に夢中になっていると、アルトが宇宙との不思議なつながりについて話し始めました。

この内核の鉄の塊…地球のエネルギーだけじゃなくて、宇宙とも関係があるんだ。
地球の磁場が、「太陽風」から地球を守ってくれているんだよ。

えっ、太陽風?なんだそれ?

太陽風は、太陽から吹き出している高速な粒子の流れなんだ。
この粒子が地球に直接当たると、電気や通信が乱れてしまうことがある。でも、地球の磁場がそれを防いでくれているんだ。

つまり、地球の中心で起きていることが、宇宙にも影響を与えているんだね。
簡単に補足しておきますね。
身近な磁場としては、磁石のS極とN極をイメージしましょう。
S極からN極に向けて、「磁場」というエネルギーが生まれているんです。

実は、地球のような惑星は宇宙にもたくさんあって、それぞれ違う特徴を持っているんだ。
例えば、火星には磁場がほとんどなくて、地球とは全然違う環境なんだよ。

火星か…あっちも面白そうだな。
おれたち、いつか宇宙にも探検に行けるかな?

未来のテクノロジーが進めば、僕たちも宇宙に探検に行けるかもしれないね。
例えば、地球の中心で得たエネルギーを使って、宇宙船を動かす技術だって開発できるかもしれないよ。

地球の中を探検することが、未来のテクノロジーや宇宙探検にもつながるかもしれないなんて、なんだかワクワクしてきたよ!
次の冒険に向けて
こうして、地球の内部を探検することが、宇宙のフシギや未来の技術につながる可能性が分かりましたね。
しかし、世界のフシギはまだまだたくさん。これからも探検は続きます。
さて、次はどこへ行きましょう?
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