2024年9月末から11月末までの間、なんと地球には一時的に2つ目の月が現れます。
といっても、もう1つの月は私たちがいつも見ている大きな月とは違って、とても小さな小惑星なんですが…
その小惑星の名前は「2024 PT5」。
非常に小さい月なので、「ミニ・ムーン」とでも呼びましょう。
この天体は地球の重力に引き寄せられて、53日間だけ地球の周りを回り、また宇宙へと飛び去ってしまいます。
実は過去にも、地球の周りを回る小さな小惑星が発見されたことがあるんですよ。
今回は、「地球に近づく小惑星は地球に衝突しないの?」というテーマで、話をしていきます。
ミニ・ムーンは地球に衝突しないの?
「ミニ・ムーンって地球にぶつからないの?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。
2024 PT5は地球に近づくだけで、衝突の心配はありません。
過去にもこのように地球に近づいた小惑星が何度もありましたが、ほとんどの場合、無事に通り過ぎています。
例えば、2006年7月、今回と同様に小惑星がやってきて、約一年間地球の周りをまわっていたこともあります。
ただ、宇宙にはもっと大きな小惑星も存在します。
そういった小惑星は地球にぶつかることがあるのでしょうか?
その答えは「はい、でもその確率はとても低いです」。
今回は、地球に接近することがわかっている有名な小惑星、「アポフィス」について詳しく見ていきましょう。

衝突する可能性があった!?小惑星アポフィス
アポフィスという名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
アポフィスは約340メートルもの大きさがある巨大な小惑星で、かつてこのアポフィスが2068年に地球に衝突する可能性があると言われていました。
もしアポフィスが本当に地球に衝突したら、どうなると思いますか?
アポフィスのような大きな小惑星が地球に衝突すると、巨大なクレーターができるだけでなく、地球の気候にも大きな影響を与えるかもしれません。
約6500万年前に恐竜が絶滅したのも、小惑星の衝突が原因とされています。
でも、心配しないでください!
最新のNASAの調査によると、アポフィスは今後100年間、地球に衝突するリスクがほとんどないとされています。
アポフィスは地球に接近することはあっても、安全に通り過ぎると考えられているんですね。
それでも安心して!地球は安全?

では、もう完全に安心していいのでしょうか?
実は、まだ完全に安心できるわけではありません。
アポフィスは2026年に、他の小惑星「4544 Xanthus」と接近する予定があるのです。
この2つの小惑星が直接ぶつかることはないとされていますが、もしも小さな物体がアポフィスにぶつかった場合、アポフィスの軌道が変わる可能性があります。
そうなると、もしかしたら将来的に地球に衝突するかもしれない、ということになります。
なんてことだ!なんとかしないと!と思いましたか?
この衝突確率、なんと10億分の1!
つまり、ほぼあり得ないと言ってもいいくらい小さな確率なんです。
だから、私たちが日常生活で心配する必要はありませんよ。
宇宙は広大で、まだまだ未知の世界!
アポフィスやミニ・ムーンの話から分かるように、気づかぬ間にたくさんの星が地球に接近しています。
天文学者たちは、日々宇宙の天体を観測して、地球に接近する星がないかを予測することで、より早く手を打てるよう準備し続けています。
次にどんな天体が地球に近づくのか、またどんな新しい発見があるのか、とても楽しみですね!
これからも宇宙の動きに注目していきましょう!

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