「論理的」ってなんだ?あなたの「論理」をつくるものの正体

「論理的」という言葉、みんなは聞いたことがありますか?
たとえば、友達に「どうしてそれを選んだの?」って聞かれたとき、しっかり順番に理由を話すことができると、「論理的だね」と言われるかもしれません。

「論理的に考える」というのは、物事を順番に考えて、筋道を立てて説明することを指します。

たとえば、「遅刻したのは、目覚まし時計が鳴らなかったから」というように、「理由」と「結果」がつながっている説明の仕方が「論理的」と言えます

でも、みんながいつも「論理的に考える」って、実は当たり前じゃないんです。

実は、国や文化によって「論理的だ」と思うことが違います。
今日はそれについて、一緒に考えてみましょう。

目次

論理的な考え方は世界中で同じなの?

「論理的な考え方は、どこでも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

たとえば、日本で「論理的」とされる考え方と、アメリカやフランスでの考え方には違いがあるんです。

どうしてこの違いが生まれるのか、これから紹介しますね。

日本の「論理的」とは?

日本では、相手の気持ちや全体の調和を大切にする文化があります。

たとえば、友達と話すときに、あまり強く自分の意見を押しつけず、みんなが納得できるように意見をまとめることが大切とされます。

つまり、みんなが納得できる「結論」と「理由」を考えることが、日本の「論理的な考え方」です。

たとえば、「これは難しい問題だ(理由)。だから、もっと検討する必要がある(結論)」といったあいまいな意見をよく聞きませんか?

これも、争いを避けるための緩衝材という意味で、日本での「論理的」といえるのです。

アメリカの「論理的」とは?

一方で、アメリカでは少し違う考え方が重視されます。

アメリカでは、小さいころから「自分の意見をはっきり伝えること」が大切だと教えられます
だから、アメリカでは「なぜそう思うの?」と聞かれたら、はっきりと結論と理由を伝えることが求められます

たとえば、「それは間違っている。なぜなら…」といったように、結論がはっきりしており、理由も添えることが大事とされています。

自分の意見をはっきり言って、その理由も説明することが「論理的」とされるのです。

フランスの「論理的」とは?

フランスの論理的な考え方は、さらに少し独特です。

フランスでは、答えが「はい」か「いいえ」だけではなく、「その間にある他の答え」を探すことが大事だとされています。

これを「弁証法」と言います。

たとえば、「国に従うのは常に正しいか?」という質問があった場合、フランスでは「はい、正しいです」とか「いいえ、正しくありません」と答えるだけではなく、「どんな場合なら国に従うべきなのか、どんな場合なら従わなくてもいいのか」という新しい視点を見つけようとします

このように、フランスでは「他の考え方もあるのでは?」と考えることが重要なのです。

世界の論理を比べてみよう!

ここまでの話をまとめましょう。
同じテーマでも、日本、アメリカ、フランスの子どもたちは違った方法で答えるかもしれません。

ここでは、「学校での意見のまとめ方」について考えてみましょう。

  • 日本では、みんなが納得できる結論を探し、一致した意見をまとめることが大切だと思うかもしれません。
  • アメリカでは、自分の意見をはっきり言って、その理由を説明することが大事だと思うでしょう。
  • フランスでは、意見が2つに分かれていたら、その間にある別の可能性を探ろうとするかもしれません。

自分の論理的な思考を形作っている前提を認識しよう!

ここまで、日本、アメリカ、フランスの「論理的な考え方」の違いを見てきましたが、みんなは自分の論理的な考え方がどこから来ているか考えたことはありますか?

実は、みんなの考え方も、周りの文化や学校、家での経験から影響を受けています。

たとえば、日本の学校での話し合いで、「意見を言わなくても話が終わった」経験がありませんか?

これは、「結論を出すこと」より、「調和をもって話し合うこと」が重視されているからです。

こういった経験の積み重ねが、自然とみんなの考え方にも影響しているんです。

でも、外国ではこの「論理性」は受け入れられない可能性があります。

自分がどうしてそのように考えるのかを知ることはとても大事です。

自分がどんな「前提」で物事を考えているのかを認識することで、他の国の人たちの考え方を理解して、よりよいコミュニケーションをとれるようになるんですね。

論理の前提を踏まえて、コミュニケーションを捉え直そう

話をまとめると、異なる論理を知ったうえで、人と話すときにはその前提を意識することが大切です。

たとえば、アメリカの友達と話すときには、自分の意見をはっきり伝えることが大事ですが、日本では相手の気持ちを考えながら話すことが求められます。

他の文化の人とコミュニケーションするときには、「相手がどう考えているか」「どんな論理的な前提があるか」を理解しようとすることが、誤解を防ぎ、スムーズな会話につながります。

まとめ:世界の論理を知って、広い視野を持とう!

「論理的な考え方」は、国や文化によって違いますが、それぞれの論理には大切な意味があります。

自分の考え方だけではなく、他の国の人たちの考え方も理解することで、もっと広い視野で物事を考えられるようになります。

いろいろな文化の人と話すときには、その人たちの論理を尊重しつつ、自分の意見もしっかり伝えることが大切です。

これからの社会では、違った考え方を持つ人たちと一緒に働いたり、話し合ったりする機会が増えるでしょう。
そのときに、世界の論理を知っていることは大きな助けになるはずです!

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この記事を書いた人

大学受験を通して学ぶことが楽しくなり、工学系の大学院で研究を通して、興味を追求することの奥深さに触れ、すべての人に「楽しく」「追求したくなる」ものを見つけてほしいと思うようになりました。

一人ひとりの「楽しい」を見つける手助けのため、世界のいろいろな面白いことを解説・実践しています!

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