「知恵」って何? 知識を知恵にするためのポイント

皆さんは学校でたくさんの勉強をして、たくさんの知識を覚えますよね。

もちろん、それはとても大事なことです。
でも、実はただ知識を覚えるだけでは本当に役に立つ「知恵」にはならないのです。

このブログ名にもある「知恵」。
これは、知識とどう違うのでしょうか?

今回は、「知恵」の重要性と身に着ける方法について、私の考えを紹介してみます。

目次

知識と知恵の違い

さて、まずは「知識」と「知恵」が一体何者なのかから考えていきましょう。

知識が何かはイメージしやすいと思います。
これは、皆さんが学校で勉強しているような、物事について知っている情報や事実のことです。

たとえば、歴史の出来事や数学の公式、地球の大きさなど、教科書に載っている内容はすべて「知識」です。

一方で知恵とは、その知識を使ってどうやって問題を解決するかを考える力のことです。

知識があるだけではなく、それをどう活かすか、どんな時に使うかを判断する力が知恵なのです。

あえて簡単にまとめるなら、

「知識」は一つの答えがあるもの、「知恵」は答えがわからないもの(もしかしたら答えがないもの)に立ち向かって、少しでもよい決断をするためのもの

といえるかなと思います。

知識を知恵に変えるためには、アウトプットを意識しよう

では、どうやったら「知恵」は身につくのでしょうか。

私は、「アウトプット」を意識することがとても大切だと考えています。

インプットは、知識を頭に入れることです。
たとえば、教科書を読んだり、先生の話を聞いたり、インターネットで調べたりすることがインプットです。

一方で、アウトプットは、得た知識を使って何かをすることです。
たとえば、テストで問題を解いたり、友だちに教えたり、学んだことを使って日常の問題を解決することがアウトプットです。

なぜアウトプットを意識することが大事かといえば、知識をどうやって使うかを考えながらインプットできるからです。

「この知識をどこで役立てられるかな?」と考えることで、その知識はただ覚えるだけのものではなく、自分だけの「解釈」をできるものになります。

そして、それが「知恵」に変わるのです。

たとえば、以前のこの記事。
この記事を読んで、「そうなんだー」と思っただけだったらそれは「知識」になります。

ですが、「うちの犬の歯はどうなってるのかな?」と思って調べ始めたら、それはいつか「知恵」になるかもしれません。

もちろんすべての知識を知恵にしようとするのは大変なので、「これどうなってるんだろう?」と思った瞬間を見逃さないように意識してみるといいのかなと思います。

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アウトプットの先を見つけるためには、感情に目を向けよう

アウトプットをするには、「どこでその知識を使うか」を見つける必要があります。

そして、そのヒントはあなたの感情――特に「楽しい」「面白い」と感じることや、「嫌だ」「許せない」と感じることに隠れています。

自分がどんなことに対して強く感情を持っているのかを知ることで、アウトプットの方向性が見えてくるのです。

ポジティブな感情を見逃さないで!

ポジティブな感情、つまり「楽しい」「面白い」と感じることは、知識を活かす大きな手がかりになります。

たとえば、ゲームが好きなら、そのゲームのルールを自分でアレンジしてみたり、ゲームの上達の仕方を勉強のやり方に転用したりすることで、知識を使うアウトプット先が見つかります。

具体例として、もし科学が好きで「面白い!」と感じるなら、実験をしてその結果を友だちに教えたり、自由研究で発表するというアウトプットを考えることができます。

自分の感情に従って、知識を使う場所を見つけることで、きっと学びはもっと楽しくなりますよ。

でも、ネガティブな感情にも目を向けることも大切

一方で、ネガティブな感情――「嫌だ」「許せない」と感じることにも目を向けることが大切です。

なんといっても、こういった感情は、問題解決のきっかけになります。

たとえば、学校で不公平なことが起きて「許せない」と感じたとき、それをどうやって解決できるか考えることが、知恵を育てる大切なプロセスです。

ネガティブな感情を使ったアウトプットの例として、もしクラスで友だちが意地悪をしていて「許せない」と感じたら、その感情に向き合い、どうすればその問題を解決できるかを考えてみましょう。

コミュニケーションの方法を工夫したり、友だちや先生と相談して、問題を解決する新しい方法を見つけることができます。

また、学校生活の中で「このルールは不公平だ」と感じたとき、それを改善するためにどうしたらよいかを考えることも、ネガティブな感情を知恵に変える方法の一つです。

まずは、「これなら自分でも何かできる」と思えるものから少しずつチャレンジすることができたら、いつの間にかあなたはすごい人になっているはずです。

自分の感情を分析して、アウトプットのヒントを見つけよう

感情に目を向けるといっても、そんなにすぐにはできないと思います。

そこで、感情を記録することをおすすめします。
毎日、自分が「楽しい」「面白い」と感じたことや、「嫌だ」「困った」と思ったことをノートに書いてみましょう。

どんな感情を感じたか、どうしてそう感じたのかを考えてみることで、アウトプットのアイデアが自然と生まれてくるはずです。

最初は小さなことでもかまいません。

たとえば、友だちと話していて感じたことや、見た映画の中で「もっとこうしたら面白くなるのでは?」と思ったことを書いてみてください。

そうした感情が、知識を活かすためのアウトプットに繋がる大きなヒントになるでしょう。

アウトプットを意識して、感情を大切にしよう

知識を本当に自分の力に変えるためには、アウトプットを意識することが大切です。

そして、そのアウトプットをどうすればいいかを見つけるためには、自分の感情――「楽しい」「面白い」と感じることや、「嫌だ」「許せない」と感じること――にしっかりと目を向けることが必要です。

自分の感情を大切にしながら、知識をどんどん使って、知恵に変えていきましょう!

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この記事を書いた人

大学受験を通して学ぶことが楽しくなり、工学系の大学院で研究を通して、興味を追求することの奥深さに触れ、すべての人に「楽しく」「追求したくなる」ものを見つけてほしいと思うようになりました。

一人ひとりの「楽しい」を見つける手助けのため、世界のいろいろな面白いことを解説・実践しています!

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